アルバイト歴を時系列で並べただけの履歴書はNG

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アルバイト歴を時系列で並べただけの履歴書はNG

最近は、転職回数が多いことを問題にされることはほとんどありません。かつて日本では一般的だった終身雇用制は崩れ、雇用形態も多様化しています。キャリアアップを目的とした転職も珍しくなくなっているからです。

 

ただし、目的もなく転職を繰り返していることが履歴書からうかがえる場合には、心証を悪くします。アルバイト歴を時系列で並べただけのものがそれです。

 

よくある例として、「いろいろなアルバイトを経験することで人生観が広がりました」とアピールする人がいますが、単にアルバイトをいくつも経験したというだけでは、「コイツは長続きしないヤツだ」「飽きっぽい性格だ」などとマイナスイメージを与えてしまいます。

 

アルバイトをいくつも転々としたという場合には、理由が大切です。

 

アルバイトでやってきた業務と志望する企業の職種とが関連性のない場合には、アルバイトを始めた年月日と辞めた年月日のみを書くのもやむを得ないでしょう。しかし、関連性がある場合には、それぞれ、前のアルバイトで具体的にどんなことを学び、何を身につけたのか、それが次のアルバイト先でどのように活かされてきたのか、そして志望する企業の業務の中で、どのように役立つのか、を具体的に書くべきです。

 

つまり、アルバイトを変える中で、どのような職務能力を身につけ、キャリアアップに役立ってきたのか、それらの経験や身につけた能力を、採用されれば、その会社でどのように活かすことができるのか、といった点をアピールすることが大切なのです。ですから、応募した会社のことについても、ある程度調べておくことが大切です。

 

企業の採用担当者が知りたいのは、あなたが入社することで、会社にどんなメリットがあるのかということですから。それを説得力をもってアピールすることが、最も大切なことなのです。

 

特にスキルが要求される専門職の場合には、こうしたアピールが重要です。実務経験がもっとも重視されるからです。

 

例えば、DTPオペレーターのアルバイトを経験した人の場合を考えてみましょう。DTP業界に中途採用されるためには、実務経験が重要視されます。

 

デザイン会社でDTPオペレーターのアルバイトを3年間経験し、指示される作業を効率的にこなすことができるだけの能力は身についた。しかし、同じ作業の繰り返しばかりで、それ以上のスキルアップは望めそうにない。そこで、御社のグラフィックデザイナー募集に応募した。アルバイトでこういう能力を身につけているので、御社のグラフィックデザインの仕事で、こう活かすことができる。

 

こういったアピールであれば、納得できるのではないでしょうか。

 

具体的には、キャリア・コンサルタントに相談すれば、求人を出している企業が、どんな人材を欲しがっているのか、事前に把握しているので、上手なアピール方法を伝授してくれると思います。

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